元テレビ朝日社員の玉川徹氏は13日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。市職員(すでに退職)とのラブホテル面会問題が発覚した小川晶前市長(43)の辞職に伴う12日投開票の前橋市長選で、小川氏が再選されたことをめぐり、フランスでは政治家の仕事とプライベートの問題を分けて考える傾向があるとして「今回の結果は、(日本でも)そういうところにつながる可能性があるのかなと、ちょっと思いました」と私見を口にした。
出直し市長選には5人が立候補。小川氏には、開票締め切りと同時にNHKで当確が出る「ゼロ打ち」で再選確実となった。票数は6万2893票で、次点となった弁護士の丸山彬氏(40)の5万2706票に約1万票差に迫られた。
小川氏は、ラブホテルに行ったことは認めたが、男女関係は一貫して否定した。小川氏の行動には市民から厳しい声も出ていたが、市長選で再選を果たし、結果的に市民の信任を得た形となった。
玉川氏は今回の結果への感想を問われ「たとえばフランスでは昔、ミッテラン大統領が不倫したという時に、(取材に対し)『それが何か?』と言ったということで、(国民は政治家の不倫を)あまり問わない。政治家の仕事とプライベートは別ということで、フランスは日本とは全然違うという話はずっと言われていたが、今回の結果はもしかしたら(日本でも)そういうふうなところにつながる可能性があるのかなと、ちょっと思った」と述べた。
火曜コメンテーターを務める菊間千乃弁護士に、「ラブホテル問題は、法的にはクロになるんでしょ。訴えられたら」と問い、菊間氏が「法的に100%、クロですとは言い切れない。どこまで言っても分からないから」との答えを受けると、玉川氏は「それは、密室の中だからだれにも分からないが、多くの人はそういうふうなこと(男女関係)があったと思う。ということが問題の肝になっている。それでも、当選の結果が出るのは。ちょっと(日本における政治家のプライベート問題の)流れがもしかしたら、変わってくるのかなと」と訴えた。
玉川氏はさらに「たとえば不倫問題って、2016年のある文春砲の問題からから大きく流れが変わったように思う」と主張。「それ以前から、まったくほめられたことではないが、それがあるとすべてを失うというところまではいっていなかったのが、あの文春砲以降、そうなったところがある」とした上で、「社会が(不倫問題に)過剰反応していたところがあるんじゃないかと私自身、思っていたの。少なくとも政治の世界はそこじゃない、というふうな結果の1つかなと、僕には見えている」持論を述べた。

