立憲民主党の野田佳彦代表は15日夜、TBS系「news23」に、ともに新党を結成することを決めた公明党の斉藤鉄夫代表とともに生出演。永田町の内外に大きな衝撃をもたらした、今回の両党による新党への所属議員の参加をめぐり「『排除の論理』は取らない」と訴えた。

立民は2017年衆院選の前、民進党からの合流をめぐり、「希望の党」を立ち上げた小池百合子都知事から「排除」される形となって公認を得られない見通しとなったリベラル系候補者の受け皿として、枝野幸男元代表が立ち上げた。小池氏の「排除」発言に有権者が反発し、希望の党が失速したのに対し、1からのスタートとなった枝野氏には共感が集まり、支持を拡大。立民は公示前の15議席から40増の55議席に躍進し、野党第1党に躍りでた経緯がある。

今回の新党は、「中道」の旗のもとに集う勢力の結集を目指したもので、現在の両党の所属議員がすべて新党に参加すれば、172人の規模になる。野田氏は、今後目指す規模について「現状では現職で172人。全員が入ってくれば、ですよ。いろいろあるかもしれません。なるべく1人でも漏れないようにと思っていますが、新人も含め、少なくとも200人近くまでは出さないと、比例票は出てこない。公認する以上は勝たないといけないので、全員の当選を目指したい」と述べた。

一方、番組キャスターのフリーアナウンサー小川彩佳から「党内では反発の声も上がっていますが」と、今回の新党に一貫して反対姿勢を示し「そんな党にだれが入るか」などとX(旧ツイッター)に投稿した原口一博衆院議員を念頭に問われると、野田氏は「急展開できましたから」と応じつつ、「手続き的には民主的な手続きで、全部、(両院議員総会で)一任をいただいてきました」と強調。「あくまで、お分かりいただけるよう説明しながら、1人も漏れないように」と、所属議員全員の新党参加を目指す移行を示した。

一方で「かといって、排除の論理は取らずに、しっかり丁寧に賛同者を募りたい」と述べ、立民が誕生するきっかけにもなった「排除の論理」には否定的な認識を示した。