テレビ朝日系「ワイド!スクランブルサタデー」(土曜午前11時30分)は17日の放送で、立憲民主党と公明党が結成で合意した新党「中道改革連合」や、公明党の支援をなくした形で臨む形となる自民党の動きなど、近く行われる衆院選に関する展望を特集した。

解説で出演した同局政治部野党キャップの村上祐子記者は、これまでは与野党に分かれていた立民と公明の異例の新党結成について「永田町は『一寸先は闇』とよく言われるが、まさにこういうことなんだなと実感した。闇が闇のままなのか、光につながるのかは選挙結果によって変わってくるので、まだ読めない状況です」と指摘。両党による新党について「もともと、選択的夫婦別姓など政策的に一致しているところもあり、両党は親和性は高かった。公明党が(昨年秋に)連立を離脱した時から、緩やかにいっしょになれればいいねくらいは考えていたが、一気に加速したきっかけになったのは、解散総選挙だった」と、高市早苗首相の電撃奇襲解散方針に言及。「公明党幹部は『解散がなければ、正直、新党まではいかなかった』と漏らしています」と、急転直下となった今回の新党結成の舞台裏を語った。

一方、番組MCの松尾由美子アナウンサーに、「ネーミングはどなたが考えたんですか」と問われた村上記者は、「政党名は大きなポイントなので必死に取材したが、結構、二転三転した。『連合』を取るのか、とか、『改革』が入るのか、とか、『中道改革連合』となると、略して『ちゅうかく』で、別の意味の『ちゅうかく』ではないかとか、いろいろ錯綜(さくそう)し、ギリギリ決まったのが、(発表)当日の朝でした」と証言した。

この指摘に、ゲスト出演した芸人・音楽プロデューサー古坂大魔王は「名前もそうだが、原発再稼働とか平和安全法制とか、いちばん大元のところが(立民と公明は)合っているのかと。じっくり調べて投票に行くため、いったん今は『へぇ』と思って調べるところに入っている」と、新党のあり方を冷静に見極める構えを示した。