日本維新の会は19日、高市早苗首相がこの日表明する衆院解散総選挙を念頭に置いた対応として、次期衆院選の候補予定者となる選挙区支部長を新たに6人発表した。

その中で、衆院東京15区(東京都江東区)では、維新の元政調会長、音喜多駿元参院議員の妻で、江東区議の三次由梨香氏(40)を擁立することを発表した。

音喜多は19日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「今回、衆議院選挙では江東区から私の妻、三次由梨香が日本の維新の会から公認候補として挑戦予定となりました」と前置きした上で「私、音喜多駿自体は今回は出馬を見送って、妻のバックアップに徹して音喜多家、総力戦で衆院選に臨む所存でございます」と切り出した。

自身の出馬回避については「迷いに迷いました」とし「もちろん私が出馬するというのを第一に検討を進めていたのは事実です」と明かした。音喜多氏は24年10月の衆院選、昨年7月の参院選で連敗。「半年に1度のペースで国政選挙をやってきまして。2回連続の落選。そして前回の選挙から半年足らずで衆議院解散総選挙、ここの選挙に臨むにあたって、私自身の準備不足は否めませんでした」と語った。

さらに「連立組み替えを始め、与野党の関係が大きく変わっていく中で、私自身にとまどいや迷いというのが生まれていた。これも事実です」と明かした。

三次氏は江東区出身。会社経営をへて、2015年の江東区議選で無所属で初当選し、現在3期目。同年に音喜多氏と再婚し、3児の母でもある。

東京15区は、「政治とカネ」をめぐる混乱が相次ぎ、近年、各党による大激戦区となっている。現在は、公明党と新党「中道改革連合」を結成することを決めた立憲民主党の酒井菜摘氏(39)が議席を持っている。

一方、維新が連立を組む自民党は前回2024年衆院選で大空幸星氏(27)を擁立し、大空氏は小選挙区では落選したが、比例復活で初当選している。この時、次点には、無所属で立候補した須藤元気氏が食い込んでおり、今回も大激戦が予想される。