藤井聡太王将(竜王・名人・王位・棋聖・棋王=23)が永瀬拓矢九段(33)の挑戦を受ける。将棋のALSOK杯第75期王将戦7番勝負第2局(京都市「伏見稲荷大社」)が25日、再開した。24日午前9時からの2日制で始まった対局は、同日午後6時に先手の藤井が57手目を封じて初日を終えた。

永瀬の先勝で迎えた今局。再度角換わりから永瀬が攻勢に出ており、藤井が穏やかに応じるか激しく行くか選択する局面だった。7筋に歩を垂らすという緩やかな手で、永瀬の出方をうかがっている。2日目はより複雑で含みを持たせた局面が続き、まずは水面下での膨大な読み合いとなりそうだ。5連覇を目指す藤井は初戦を落としているだけに、タイトル戦で初めての開幕連敗は避けたい。

2日目も午前10時30分と午後3時におやつが出される。午後0時30分からは1時間の昼食休憩がある。

持ち時間各8時間。初日の消費時間は藤井が3時間44分、永瀬が3時間42分。2日目は藤井が4時間16分、永瀬が4時間18分の残り時間で戦う。決着は25日夜の見込み。

【動画】封じ手開封 藤井聡太王将は一瞬上を向き王将戦2日目再開