東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)の一般公開が25日、最終日を迎えた。上野動物園には事前抽選で選ばれた多くのファンが訪れ、午後4時ごろ、中国への返還前最後の観覧を終えた。都によると、25日の募集枠は4400人。抽選の倍率は24・6倍だった。

観覧終了後、上野動物園の金子美香子副園長は「上野動物園で初めての双子のパンダ。コロナ禍もあって、中国の方とオンラインでアドバイスをもらうことはあったが、上野のスタッフだけで育ててきたので、いろんなことを学ばせてくれた」と思いを明かした。

シャオシャオとレイレイが、親で2011年(平23)に来日したリーリーとシンシンに似てきた面もあったという。「レイレイはシンシンと同じで食べるのが大好き。シャオシャオは甘えん坊だけど、4歳になって、お父さんのリーリーの面影が垣間見られるようになった」と話した。

2頭は27日に日本を発ち、28日中に中国四川省の施設に到着する予定。1972年(昭47)10月28日にカンカンとランランが来日して以降、初めて国内からパンダがいなくなる。「日本にはパンダを見られる環境がずっとあったが、1度それがなくなる。残念ではあるが、長らくパンダを飼育していたので、また上野動物園でパンダを飼育したい。2頭が無事に飼育施設に到着して、新たな環境で健康に暮らすことを願っています」と話した。

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