<1>イクイノックス(阪神11R宝塚記念・15時40分発走)
海外遠征からの帰国初戦で、初の阪神コース。不安がないわけではない。加えて、圧倒的な人気馬が敗れることも少なくない春のグランプリだ。とはいえ、良馬場でやれそうなのと、流れが落ち着きそうなメンバー構成なのは能力発揮にプラスのはず。馬券圏内にはきっちりくるとみる。
問題は相手。前か後ろか、悩みに悩んだ末、先行する3歳馬ドゥラエレーデにした。土曜阪神の芝レースでは前残りが目立った。軽量が生きる。ワイド(5)(17)1点勝負。
<2>ワールドタキオン(東京10R甲州街道S・14時50分発走)
中央1戦未勝利で園田へ転出し、再転入後は2連勝。ともに好位から上がり最速を使う完勝で、4馬身差、5馬身差と強烈なインパクトだった。3勝クラスになるとさすがに相手も強くなるが、自分のリズムで運べる大外枠なら、能力はしっかり発揮するだろう。
相手はヴァーンフリート。今回と同じ東京ダート1600メートルで前走を勝利。1分35秒4の勝ち時計なら、昇級初戦から好勝負になる。ワイド(13)(16)1点勝負。
<3>マニバドラ(阪神10R花のみちS・15時00分発走)
ダートでは【3・1・1・1】の好成績。着外の1回も3歳オープンの昇竜Sで4着と、崩れたわけではなく、まだ底が割れていない。東京で2勝クラスを勝った前走の時計、上がりともに優秀で、昇級でも即通用する素材だろう。もまれない大外枠も歓迎だ。
相手はイフティファール。こちらは阪神ダート【3・1・1・1】の巧者で、着外の1回は2走前の現級4着。今回も崩れず好戦だ。ワイド(7)(16)1点勝負。
<6月18日の結果>
阪神10Rワイド(2)(8)
7着、1着。
東京11Rワイド(5)(13)
15着、3着。
阪神12Rワイド(3)(14)
6着、4着。
<デスクのつぶやき>
過去10年の宝塚記念で、上がり最速をマークした馬は【6・5・0・0】で連対率100%(17年は最速タイ2頭)。今年はイクイノックスが最速をマークして連対するとみますが、果たして…。