【1】ドゥラエレーデ

栗東坂路で4ハロン49秒1-12秒6。

まったく無理をせず、さらっと上がってきたように見えて、この猛時計だ。それだけスピードがあり、元気もいい。馬場が軽く、オーバーワークにもなっていないだろう。東京大賞典(3着)より状態は良さそうだ。

B・ムルザバエフ騎手を背に坂路を単走で追い切るドゥラエレーデ(撮影・白石智彦)
B・ムルザバエフ騎手を背に坂路を単走で追い切るドゥラエレーデ(撮影・白石智彦)

【2】キングズソード

栗東Cウッドで6ハロン81秒2-11秒6。

しっかりと外を回って好時計。体をしっかりと使い、パワフルな走りだった。筋肉量を増して、体は丸みを帯びて見える。こちらも状態は良さそうだ。

岩田望騎手が騎乗し、ギルティプレジャー(右)と併せて追い切られたキングズソード
岩田望騎手が騎乗し、ギルティプレジャー(右)と併せて追い切られたキングズソード

【3】ガイアフォース

栗東坂路で52秒9-11秒7。

前半はゆっくりめに入り、ラストで軽く仕掛けられた後の反応が鋭かった。跳びが大きく、ゆったりとした走りなのに、坂路でこれだけの時計が出るあたり、あらためてポテンシャルの高さを感じさせる。

長岡騎手を背に坂路を単走で追い切るガイアフォース(撮影・白石智彦)
長岡騎手を背に坂路を単走で追い切るガイアフォース(撮影・白石智彦)