8月31日に園田で行われた兵庫若駒賞をマミエミモモタローが勝ち、騎乗した川原正一騎手が地方競馬の最年長重賞勝利記録(73年以降)を64歳5カ月18日に更新した。その3週前に新設の兵庫ジュベナイルCを同馬で勝ち、記録を更新したばかり。兵庫現役最年長はまだまだ健在だ。

この記録だが、現時点で更新できるのは川原騎手以外にはただ1人。兵庫ジュベナイルC以前の記録を保持していた国内現役最年長の的場文男騎手だけ。明日7日の67歳の誕生日を前に東京記念でウェイキーに騎乗。勝てば大幅な記録更新となる。今から3週前の日刊スポーツ賞黒潮盃ではウインドフレイバーで3着。勝てなかったが、スローの逃げに持ち込み、見せ場は十分だった。こちらもまだまだ健在。18年9月19日の東京記念をシュテルングランツで勝ち、自身の持っていた記録を62歳12日に更新してから5年。あの時と同じように逃げ切りが決まるか。東京記念は過去8勝の得意舞台。果たして結果は…。【牛山基康】