デビューから14戦連続連対で挑んだ帝王賞で5着に敗れたサヨノネイチヤ(牡5、坂井)。それでも陣営は手応えを感じていた。さらに上を目指すために選ばれた秋の初戦は10月14日盛岡の南部杯(Jpn1、ダート1600メートル)。坂井師は「本気で2000メートルを勝とうと思ったら、やっぱり1600メートルのスピードも必要なので」と理由を話す。

「追い切りが普通に動くようになってきた」と師。真面目に走らなかったり、ようやく動くようになっても促して動かしていた追い切りが、ここにきて自分から動く前向きさが出てきたという。「遺伝子検査では短距離なんです。血統も両親とも短距離。距離をこなせているという意味では不真面目なところが長所なのかもしれないですが、追い切りを見ていると、ここからもう1段、レベルアップした走りができそう。それが今回なのかどうか分からないですけど」。まだまだ可能性を秘めていそうだ。

「ジーワンを取らせたいから、今年はいろいろチャレンジです」。長距離輸送での初遠征に加えて左回りも初めて。課題は多いが、今後を見据えての挑戦。いきなり結果を出すか。走りに注目したい。【牛山基康】