東京ダービーにフォースメンで挑んだ岩手の菅原勲調教師(62)。10日の大井競馬場の臨場は、18年の東京スプリントにラブバレットを出走させて以来、8年ぶりだった。騎手時代には99年の帝王賞をメイセイオペラで、01年の東京大賞典をトーホウエンペラーで制覇した師。大井2000メートルの大舞台に調教師としても参戦する気持ちを装鞍前に聞くと「ちょっと相手が強いんじゃないかな。今年は中央の馬がそろっているもんね」。それでもチャレンジするあたりが師らしい。
3歳の頂点競走に強い。東北交流だった時代の東北優駿(東北ダービー)を騎手として8勝、岩手限定になった現在の東北優駿を調教師として3勝しているほか、不来方賞は地方全国交流で行われていた時期に騎手として2勝、岩手限定では騎手として10勝、調教師として1勝している。さらに地方全国交流で行われたダービーグランプリを騎手として3勝。調教師としては門別の北海優駿も1勝と岩手だけにとどまらない。
今年も東北優駿をレジェンドバローズで制覇。脚部不安による長期休養を挟んで復帰戦のダイヤモンドC5着からの臨戦だった。岩手の頂点に立たせたが「レジェンドも順調だったら、ここ(東京ダービー)に来たかったんだけどね」。無理せずに可能な限り高みを目指していく姿勢は、ラブバレットのころから変わらない。フォースメンは10着に終わったが、今後も挑戦は続きそうだ。【牛山基康】



