2歳の準重賞として22年に創設されたルーキーズサマーC。23年には格上げされ、浦和1400メートルを舞台に争う南関東では世代最初の2歳重賞となった。11日に行われる今年は船橋のモリケン(牡、斉藤、父レッドファルクス)が3戦3勝の負けなしで挑む予定だ。
5月8日に行われた船橋1000メートルの新馬戦を逃げ切り、その後は船橋1200メートルの2歳一組を2連勝。山中騎手は「気性的に新馬戦向きで1000メートルはいいと思っていたので、2戦目は1200メートルで『よくしのいでくれたな』という感じでした。3戦目は1頭だけ斤量が1キロ重かったけど、勝っていない馬が相手なので」。2戦目もメンバーに強化感がなく、5頭立てになった3戦目は他馬が4頭とも未勝利という、早い時期の2歳戦にありがちな相手に恵まれたもの。評価が難しいが「スピードはありますよね。浦和の1周競馬も大丈夫だと思います。カリカリしやすいところはあるので、初輸送を乗り越えてくれれば面白いと思うんですけどね」と期待する。
ここまで3戦すべて逃げ切りだが「番手でも大丈夫そう」と山中騎手。斉藤師も「理想は自分のリズム。他馬のペースに合わせると空回りするところがあるから」。それが逃げになったというわけだ。今回はどんな競馬になるのか。試金石の一戦だろう。【牛山基康】



