英国のタイムフォームレーティング(TFR)を土台にしたジャパンC出走馬の分析を今年も行います。
一覧表の馬名横がタイムフォームレーティング(TFR)、C(コース)とD(ディスタンス)は東京競馬場の芝2400メートルに出走経験のある馬。P(プレイス)がついているのは東京の芝2400メートル戦で3着以内に入った実績を持つ馬です。
筆者はTFRを土台に牝馬は+4、CDは+1、入着ありのPは+4を加点して修正値を求めています。
昨年は修正値128だったヴェラアズールが優勝。130のシャフリヤールが2着、123のヴェルトライゼンデが3着となりました。
◆ジャパンC出走馬のレーティングと修正値
馬名(元のTFRの値)加点要素(牝・CD・P)→最終的な修正値
◎イクイノックス(135)CD・P→140
○タイトルホルダー(130)CD→131
▲ヴェラアズール(126)CD・P→131
☆リバティアイランド(122)牝・CD・P→131
△ドウデュース(124)CD・P→129
△スターズオンアース(119)牝・CD・P→128
△ダノンベルーガ(124)CD→125
パンサラッサ(123)→123
イレジン(123)→123
△ディープボンド(122)CD→123
ショウナンバシット(113)牝→117
トラストケンシン(111)CD・P→116
スタッドリー(113)→113
インプレス(99)→99
フォワードアゲン(95)→95
※ウインエアフォルク、クリノメガミエース、チェスナットコートについてはタイムフォームが「(過去の)数値の信頼性が低い」と判断しているため現時点でのレーティングなし。
修正値からはイクイノックスが本命。相手はタイトルホルダー、ヴェラアズール、リバティアイランドの3頭が有力で、ドウデュース、スターズオンアース、ダノンベルーガまでが争覇圏という結論になっています。
馬券は不動の軸となるイクイノックスにプラスして修正値131の3頭の中から、当日の気配などを見て、もう1頭を選抜。軸馬2頭にして印のついた馬たちに流す3連単(もしくは3連複)の2頭軸マルチがお勧めです。
(ターフライター奥野庸介)
※競走成績などは2023年11月24日現在競走成績