日本時間14日(土)の夜から始まるサウジカップデーには6つの重賞競走に20頭の日本馬が参戦します。
馬券の発売はメインのサウジカップだけですが、グリーンチャンネルでは日本馬が参戦するいくつかのレースも実況中継されます。
サウジカップを除く5つの競走の有力馬を紹介しましょう。
【サウジダービー(G3、ダート1600メートル)】
フルゲートの14頭が出走予定。JRAからケイアイアギト、サトノヴォヤージュ、トーカイマシェリ、ワンダーディーン、それにホッカイドウ競馬から参戦のベストグリーンの計5頭が参戦します。今年も日本馬のレベルが高く、優勝が期待されます。
ライバルは米国のマイワールド(牡3、父エッセンシャルクオリティ、B・コックス厩舎)になりそうです。デビュー戦は4着でしたが、その後は3連勝。今年1月のジェロームS(ダート1600メートル)を2馬身差で勝って、サウジ入りしました。重賞はこれが初挑戦です。
実績でこれを上回るオブリタレーション(牡3、父ヴァイオレンス、S・アスムッセン厩舎)は2歳時に6戦2勝、2着3回。7月のG3サンフォードS(ダート1200メートル)で重賞初制覇を飾り、10月のBCジュベナイルターフスプリント(芝1000メートル)は勝ったサイフェアーに3馬身差の4着でした。今年の初戦となった1月3日のルネッサンスS(ダート1200メートル)は後続に7馬身半差で完勝しています。今回は距離克服が鍵になりそうです。
【リヤドダートスプリント(G2、ダート1200メートル)】
13頭が出走予定。JRAからは昨年のBCスプリントで4着入着したアメリカンステージ、昨年、ダート1200メートル戦を3連勝したドンアミティエ、昨年3着だったガビーズシスター、東京盃など短距離重賞3勝のヤマニンチェルキの4頭が参戦します。
強敵は米国勢。昨年のBCスプリントで2着に好走した米国のイマジネーション(牡5、父イントゥミスチーフ、B・バファート厩舎)と、昨年夏のG1ビングクロスビーSを制しているラブシックブルース(セン8、父グラゼン、L・バロシオ厩舎)になりそうです。
【1351ターフスプリント(G2、芝1351メートル)】
13頭の参戦が予定されています。昨年はアスコリピチェーノ、ウインマーベルがワンツーフィニッシュして、日本馬のレベルの高さをアピールしました。
今年はシンフォーエバー、パンジャタワー、フォーチュンタイムが上位独占に挑みます。
欧州勢では昨年のロイヤルアスイコット開催のG1クイーンエリザベス2世ジュビリーカップでサトノレーブ以下を退けたフランスのラザット(セン5、父テリトリーズ、仏J・レイニエール厩舎)が1番手、シュトラウスの勝ったアブダビゴールドカップ3着からの連闘となるアイルランドのコマンチブレイブ(牡4、父ウートンバセット、愛D.オブライエン厩舎)も適距離に戻って巻き返しがありそうです。
【ネオムターフカップ(G1、芝2100メートル)】
今年からG1に昇格され、11頭が参戦します。
日本からは連覇のかかるシンエンペラーを筆頭に昨秋のフランス遠征でG2ギヨームドルナノ賞を制したアロヒアリイ、それにヤマニンブークリエの3頭が参戦します。
人気はシンエンペラーが集めて、少し離れた2番人気にアロヒアリイと昨年のG1愛チャンピオンSでドラクロワの3着に健闘した英国のロイヤルチャンピオンセン8、父シャマーダル、英K・バーク厩舎)が並んでいます。
台風の目になりそうなのはサンライズジパングの近親で、昨年暮れの英タタソールズセールで190万ギニー(約4億1900万円)でクールモアグループにトレードされたシュルヴィー(牝5、父チャーチル、英J・ブーヘイ厩舎)。サウジ遠征を前にした1月26日には新コンビが予定されるR・ムーア騎手を鞍上に英国のリングフィールド競馬場の一般戦(AW2000メートル)に快勝しています。
【レッドシーターフハンデキャップ(G2、芝3000メートル)】
昨年、ビザンチンドリームが制したマラソンレースは12頭立て。日本からはシュトルーヴェとヴェルミセルが出走します。人気は欧州の4頭(エピックポエット、テネシースタッド、グッディートゥーシューズ、タリアンス)が分けて混戦ムードです。この中で注目は3歳時にクラシック戦線を歩み、今シーズンから本格的に長距離路線を歩むものとみられるテネシースタッド(牡4、父ウートンバセット、愛J・オブライエン厩舎)です。3歳時は英ダービー3着、愛ダービーも4着に健闘。シーズン最後となったショードネイ賞(G2、芝3000メートル)では不良馬場を克服して優勝、距離延長に光明を見いだしています。
(ターフライター奥野庸介)
※競走成績等は2026年2月13日現在日本時間14日(土)の夜から始まるサウジカップデーには6つの重賞競走に20頭の日本馬が参戦します。



