今秋にJRAの通年免許試験を受験するミカエル・ミシェル騎手(27)がファンへメッセージを寄せた。

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私は元気で、新しいアメリカでの生活を楽しんでいます。欧州とは大きく異なり、最初は全ての書類を作成するのが困難でしたが、今では問題なく暮らせています。アメリカでの競馬ぶりも日本のレースに似ているので、好きですよ。スタートして先行し、どの馬も力強いレースをしてくれます。

JRAが通年免許試験の受験を受け入れてくれて、本当にうれしいです。2年前からこの瞬間を待っていましたが、日本と日本のファンが恋しいです。日本のルールをよく勉強して、日本語も勉強していますが、難しいですね。でも、この試験は夢なので頑張ります。日本のファンが私が試験を受けることを喜んでくれることを願っていますので、私をサポートしてください。

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ミシェル騎手は19年にワールドオールスタージョキーズに出場するため初来日。当時からJRAの通年免許取得に意欲を示しており、20年1月から地方競馬の短期免許を取得するなど、技術を披露しつつ日本語の勉強にもいそしんでいた。20、21年はコロナ禍により日本への入国がかなわず、受験を断念した経緯がある。昨年末に落馬事故から復帰後はアメリカを主戦場として騎乗中で、試験2日前の26日に来日予定となっている。