全国7地区の代表による第12回ジョッキーベイビーズ(全国ポニー競馬選手権)が9日、東京競馬場の芝直線400メートルで行われた。

ホタル(牝2)に騎乗した松浦太志(たいし)君(13=東北・新潟地区代表)が、好ダッシュから馬場の外めを駆け抜け、2着に大差をつけて圧勝した。

松浦君は「予選では鐙(あぶみ)が外れてしまって馬の邪魔になってしまいましたが、今回は鐙が外れないように気を付けて、能力を100%出せるように意識しました。スタートがうまくいって、逃げ切ることができてとてもうれしいです。今は優勝した実感がないですが、とてもうれしいです。将来は大舞台で活躍できて、関係者に信頼されるジョッキーになりたいです」と喜んだ。

20、21年は新型コロナウイルス感染拡大に伴って取りやめとなり、今年は3年ぶりの開催となった。

◆ジョッキーベイビーズ決勝

※着順 名前(年齢)、騎乗したポニー(性齢)

1着 松浦太志(13) ホタル(牝2)

2着 田中健人(9) ハショウボーイ(せん12)

3着 宗像聖(12) ユリ(牝4)

4着 浜田成凰(11) ツクモビジン(牝8)

5着 下平新(9) ジュン(せん5)

6着 広瀬仁乃(12) 蘭丸(牡2)

7着 池添陽(13) はな(牝6)

8着 徳山友希(12) カリブ(せん6)