天皇賞・秋2着のパンサラッサ(牡5、矢作)が、来年2月25日のサウジC(G1、ダート1800メートル、キングアブドゥルアジーズ)に参戦することが20日、分かった。管理する矢作芳人調教師(61)が明かした。

「次走はサウジCに行きます。(芝の)レーティングが121あることと、ワンターンの左回り千八(1800メートル)はベストだと思うので。馬場が合うかどうかはやってみないと分かりませんが、自分の感性としては合うと思っている」

3月のドバイターフ(芝1800メートル)が1着同着で海外G1初制覇を果たした。来年のサウジC後には、連覇がかかるドバイターフへの参戦を考えているという。「サウジCからドバイターフを考えていますが、サウジで好走すれば、ドバイワールドC(G1、ダート2000メートル)も考えています」と構想を明かした。

パンサラッサのダート参戦は20年12月12日中山の師走S(リステッド、1800メートル=11着)以来で2度目となる。