ドバイの夜空に君が代が響き渡った。世界の強豪が集うドバイワールドCデーは25日にメイダン競馬場で行われ、日本馬が3勝を挙げる活躍を見せた。
ドバイワールドカップでは、ウシュバテソーロ(牡6、高木)が道中は最後方から直線で一気に末脚を伸ばして差し切り。日本勢では11年ヴィクトワールピサ(当時の馬場はオールウエザー)以来、ダートでは初制覇となる偉業を成し遂げた。
ドバイシーマクラシックは、イクイノックス(牡4、木村)がデビュー以来初めて逃げる驚きの展開ながら、手応え十分に後続を置き去りにして逃げ切り。ルメール騎手が後ろを振り返る余裕もみせるほどの圧勝だった。
3歳馬限定のUAEダービーでは、デルマソトガケ(牡、音無)が昨年のクラウンプライドに続く日本調教馬連覇を達成。4着までを日本勢で独占してみせた。
ドバイワールドカップ(G1)
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ドバイシーマクラシック(G1)
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ドバイターフ(G1)
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ドバイゴールデンシャヒーン(G1)
UAEダービー(G2)
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