今週日曜は、牝馬クラシック第2弾のオークス(G1、芝2400メートル、21日=東京)が行われる。

レジェンド武豊騎手(54)が27年ぶりのオークス制覇に挑む。過去3勝を挙げているが、最後のVは96年エアグルーヴまでさかのぼる。今年はフローラS2着のソーダズリング(音無)で参戦。2走ぶりの手綱を託され「いい馬が回ってきた。デビュー前から期待していて『なんとかオークスに間に合わせたい』と言っていたけど間に合ったね。チャンスのある1頭」と意気込んだ。

水曜には追い切りにまたがり、馬場が荒れた時間帯の坂路で4ハロン52秒7-12秒0の好時計をマークした。「ハードにはやらなかったけど、いい動き。もともと癖もないしポテンシャルは高い。2400メートルもマイナスにはならないと思う」と見込む。この時に併入したJpn1勝ち馬ノットゥルノには平安Sで騎乗予定。「土日とも音無厩舎やね」。狙うはもちろん2日連続の重賞勝利だ。