2番人気ノヴァエクスプレス(牡、鈴木慎、父アジアエクスプレス)が直線楽に抜け出してデビュー勝ちを決めた。道中は好位で進め、持ったままの勢いで直線へ。早めに抜け出してから内にささる若さも見せたが脚色は衰えず、2着に1馬身半差をつけゴールした。勝ち時計は1分22秒8。

菅原明騎手は「調教からいい動きで、気持ちも前向き。新馬から走ると思っていました。しまいの反応も良かったです」と振り返った。

鈴木慎師は「追い切り通りの動きを見せてくれました。後は芝適性がどうかと思っていましたが、フットワークは軽いし、スピードがあるので、この時期の新馬なら戦えるという気持ちでした。1600メートルまでなら対応できると思います。ジョッキーが我慢させてくれていたので、次につながる競馬になりました。今後は馬の様子を見てですね」と評価した。