1・4倍と素質を見込まれたレガレイラ(牝、木村、父スワーヴリチャード)が直線差し切りでデビュー勝ちを飾り、大器の相をうかがわせた。

出遅れるも1角までには中団に取りつき、白毛馬カルパをマークしながらの道中だった。4角手前から鞍上の手が動き一気に加速。直線半ばで逃げ馬を差し切り、最後は流して1馬身半差でゴールイン。勝ち時計は1分49秒8。

ルメール騎手は「ずっと真面目。最後はいい瞬発力だった。能力あります。ゲートの中だけちょっとナーバスだった。距離もちょうどよかった」と高評価。

木村師は「強い競馬をしてくれました。装鞍所、パドック、返し馬で落ち着いてくれていたのが良かったです。ゲートで難しさがあります。走りさえすれば問題ないのですが。最後は雑なレースになってしまいました。相手も強い馬だったので。気性をコントロールして走れれば。1つ1つ大事にしていきたいです」とコメントした。