ハンデ差7・5キロ! サマー2000シリーズ第3戦・小倉記念(G3、芝2000メートル、13日)の最終追い切りが9日、栗東トレセンで行われた。恒例の「追い斬り激論」では、岡本光男記者が前走マーメイドS4着で、軽量51キロのゴールドエクリプス(牝4、大久保)に注目。一方、ことは(下村琴葉)記者はトップハンデ58・5キロの夏馬カテドラル(牡7、池添)を推した。

ことは いよいよ夏コクが始まりますね~!

岡本 例年以上に暑いけど、早速出張するで。

ことは 夏場に好調な馬といえばカテドラル! 1週前(2日)にCウッドで6ハロン76秒9の猛時計を出したこともあって、今週は整える程度でしたが、坂路で軽快に4ハロン54秒1-12秒2。キビキビとした動きが目を引きました。

岡本 1週前の反動はなさそう?

ことは 池添師もそこを心配していたみたいですが「夏場は調子がいいタイプなので、疲労感なく元気。いい状態で迎えられそう」と問題ナッシングです。

岡本 確かに、夏場に好走してるイメージがあるね。でもハンデ58・5キロはしんどいんやない?

ことは 2着だった小倉大賞典では58キロでしたし、今回も陣営の想定内。小倉は4戦して重賞2着3回と相性がいい舞台で、まさに夏コク馬です。岡本さんはどの馬がよく見えましたか?

岡本 ゴールドエクリプスやね。単走でCウッド6ハロン83秒2-10秒9。大きいストライドで軽快に伸びて、しまいも馬なりで余裕があった。元気いっぱい。初タッグを組む角田河騎手も「切れる馬という認識。自分のペースで走ってのこの時計。もう1段階、ギアがある感じ」と素質を感じていたよ。

ことは 今回も格上挑戦ですね。

岡本 前走のマーメイドSもハンデ51キロで4着。2勝クラスを勝った直後の重賞で好走しているから能力は高い。今回も同じ51キロというのは魅力的やね。

ことは 前走は後ろからの競馬でしたが、開幕週は合いますかね?

岡本 好位からの競馬でも結果を残しているし、どこからでも競馬できるタイプやから、心配ない。

ことは 岡本さん、お土産のサニーパン、楽しみにしてます。

岡本 下村も来週行くやろ。