フランス出身の女性騎手、マリー・ヴェロン(24)が2番人気ナチュラルハイ(牡3、黒岩)で制し、来日5戦目でJRA初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分44秒2。

大外14番枠から好位の外で立ち回ると、3角から楽な手応えで前進し4角で先頭に立つ。直線も後続をぐんぐんと突き放し、2着に3馬身差。ゴール直後に右手でガッツポーズを披露した。

JRA初勝利のインタビューを受けたヴェロン騎手は「とてもうれしいです。夢のような気持ちです。日本で勝てるとは思ってもいなかったので。レースはイージーでした。外枠でもうまく走ってくれれば、馬場も苦にしませんでした」と振り返った。

JRA初勝利のボードは父が持ち「ありがたいことに、こうやってサポートしてくれる方がいっぱいいて心強いです。またぜひ日本に戻ってきて、また勝ちたいと思いました。非常に印象深い2日間でしたし、応援してくれてうれしかったです」と愛くるしい笑顔を振りまいた。