ハーツクライ産駒の最終世代から大物候補が現れた。

単勝1・1倍と断然の支持を集めたルシフェル(牝2、斉藤崇)が勝利した。前半は後方2番手を追走。向正面で外から2番手までポジションを押し上げると、最後は楽に後続を突き放し、2着チョメチョメに4馬身差をつけた。勝ち時計は2分5秒2。

団野騎手は「無事に勝てて良かったです。まだ競馬が分かっておらず、スタートしてから馬群について行けなかったり、直線手前で少しためらうところがあったり、幼さはあります。今後もっと良くなってくると思います」と話した。

この勝利でハーツクライ産駒のJRA通算勝利数が1485勝となり、1484勝のクロフネを抜いて単独7位となった。