1番人気イクイノックス(牡4、木村)が勝ち時計1分55秒2と驚異のレコードタイムで連覇を達成。昨年天皇賞・秋から続くG1の連勝を「5」に伸ばした。

好スタートから道中は3番手に位置。馬なりのまま直線へ。前を行くガイアフォースを簡単にかわすと、その後はムチを2発。直線途中で鞍上のルメール騎手はターフビジョンを確認する余裕もあった。そのまま伸び脚は止まることなく、突き抜けた。

勝利後、ルメール騎手は馬上で何度もガッツポーズ。指で「NO・1」のポーズを作った。その後、観戦に訪れた天皇皇后両陛下に向かって馬上からヘルメットを取って頭を下げ、深く礼をした。東京競馬場に詰めかけた観衆は大歓声に包まれた。鞍上は「安心しました。イクイノックスは世界一の馬。みんなが彼の競馬を見たかったと思う。強さを見せられました」と笑顔でレースを振り返った。

馬連(6)(7)1330円、馬単(7)(6)1500円、3連複(6)(7)(9)2180円、3連単(7)(6)(9)6960円。

(注=成績、払戻金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)