叔母に日豪G1馬のリスグラシューを持つジオセントリック(牡、手塚、父ハービンジャー)が単勝1・8倍の1番人気に応えた。勝ち時計は2分2秒3。

8枠10番から五分に飛び出し2番手を確保。1000メートル通過1分3秒4のスローペースをきっちりと折り合うと、直線はじわじわと脚を伸ばす。残り200メートルで抜け出すと後方から伸びてきたショウナンガチの追い上げも難なく振り切り、2馬身半をつけた。

ルメール騎手は「ペースが遅かったけど、冷静に走ってくれました。直線ではいい加速をしてくれました。能力があります。2000メートル以上でいいですね」と評価。手塚師は「センスがいいですね。素直でまだおっとりした気性。まだびっしり仕上げてないし、今後の成長の余地があると思います。操縦性もいいしかなり良化しそうなので楽しみです」と成長に期待した。