21年のローズSを制したアンドヴァラナウト(牝6、池添)が右前脚の骨折により引退して繁殖入りすることが決まった。所有するサンデーレーシングが7日、公式サイトで発表した。

前日6日の京都金杯で10着に敗れた後に、右前脚球節部の種子骨に骨折が判明した。順調ならクラブの規定にある今年3月の引退期限までにもう1走を予定していたが、全治9カ月以上と診断されたため現役続行を断念したという。

祖母エアグルーヴ、母グルヴェイグという名牝系の生まれで、21年のローズSを制して脚光を浴びた。続く秋華賞(勝ち馬はアカイトリノムスメ)では3着に健闘した。通算成績は17戦3勝(重賞1勝)。