小倉競馬場でレース前日のスクーリング(コースの下見)を終えた小野寺祐太騎手から写真が届きました。滞在する騎手、美浦と栗東から通う騎手がそろい、いよいよ今週から今年の冬の小倉開催がスタートします。今年は1回小倉開催と2回小倉開催が4週ずつ。昨年よりも1週長く、8週のロング開催です。

一昨年の冬コクから始まった障害競走(ジャンプレース)は毎週3鞍ずつ組まれており、合計24鞍。未勝利戦が17鞍で、オープンクラスが7鞍。特別競走は牛若丸ジャンプSと春麗ジャンプSの2つです。

昨年の春のG1、中山グランドジャンプを制したイロゴトシは昨年1月15日、冬コク開幕週の日曜に行われた未勝利戦(3着)がジャンプ(障害)転向初戦で、わずか4戦で春のチャンピオンに駆け上がっていきました。今年はどんな馬が小倉からのし上がっていくのか…、開幕週から見逃せません。

土曜のメインは牝馬の重賞、愛知杯。格上挑戦の馬も参戦するハンデ戦で、見応えのあるレースになりそうです。冬の小倉開催、どの人馬もケガのないように願ってます。そして、新たなスターホースの誕生と熱戦を期待しています。【木南友輔】