1番人気のアレ(牡、中内田)が2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分25秒6。中団前方から直線で抜け出し、後続の追い上げをしのいだ。

ルメートル騎手は「スタートは普通で、前が速くて中団ぐらいのポジションになった。馬の後ろでリラックスして運べた。直線はいい手応えで、いい瞬発力を見せてくれた」と評価していた。

初戦では2馬身差の2着に敗れていた。馬名の由来はズバリ「あれ」。寺田秀樹オーナーにとっては現在JRA唯一の所有馬で、これがJRA初勝利。11年の初出走から待望の“アレ”となった。シルバーステート産駒で、祖母(母の母)に00年東京大賞典などを制したファストフレンドを持つ。