サウジC(G1、ダート1800メートル、24日)の枠順抽選会が21日(日本時間22日)、キングアブドゥルアジーズ競馬場の野外ステージで行われた。

ペガサスワールドC覇者のナショナルトレジャー(牡4、B・バファート)は7番枠に決まった。バファート厩舎の名物アシスタントであるジミー・バーンズ助手は「彼はますます良くなっている。レースが近いことをわかっています。本当に成長しているし、この場所(サウジ)が好きですね。ファビアン・プラがうまく運んでくれるでしょうし、それを願ってます」とコメントした。

昨年は米3冠の2冠目、プリークネスSを逃げ切り。BCダートマイルでは年度代表馬に輝くコディーズウィッシュ相手に鼻差2着に逃げ粘った。スピードを生かす競馬が武器だが、前走ペガサスワールドCは2番手から抜け出す競馬で収穫は大きい。バーンズ助手は「彼は素晴らしい馬に成長しました。もちろん、自分でペースをつくるのが好きですが、先月のペガサスは少し控える形で競馬ができました。サウジCはスピードバトルになるので、剛腕ジョッキー(プラ)といいレース運びができると感じています」と前向きだ。