今週土日(3月2、3日)のJRA開催を最後に定年引退する松永昌博調教師(70)と、愛弟子の森一馬騎手(30)がコンビを組んだラプタス(せん8)は、スタート直後こそ先頭に立ったが、勝負どころで苦しくなり9着に終わった。

森一騎手は「ハナへ、という指示だったので、それにこだわりました。結果につながらなくて悔しい気持ち。でも、先生の最後の重賞に乗れて良かったです」と振り返った。

見守った松永昌師は「残念だったけど、十分じゃないかな」と弟子の騎乗に納得していた。