クイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル、28日=香港シャティン)に出走するプログノーシス(牡6、中内田)が17日、国内最終追い切りを行った。

坂路、単走で4ハロン55秒5-12秒9。中内田師は「体はできているので微調整。動きはいいですね。1度使って馬体の張りが良くなり、筋肉の硬さも残さずいい感じ」と納得の仕上がりをアピールした。

前走の金鯱賞はステップレースで、仕上がり途上ながら5馬身差の快勝した。「今回は仕上がり途上ではなく、レースに向けて勝負に出ている」と態勢は万全。「正直、去年が完成だと思っていましたが、今年に入ってさらに良くなっている」とその充実ぶりは師も驚くほどだ。香港では昨年の同レースが2着、昨年末の香港Cが5着と惜敗が続いており「三度目の正直ですね」と気合が入る。【奥田隼人】