左肩腱板(けんばん)断裂のため、昨年12月から戦列を離れているJRA最年長ジョッキー、柴田善臣騎手(58=フリー)がおよそ3カ月ぶりに美浦トレセンを訪れた。多くの関係者に声をかけられ、談笑するなどして元気な姿を見せた。現在は週2回リハビリに通い、犬の散歩や旅行に行くなどして心身を整えているという。

今週末の競馬で定年による引退を迎える石毛善彦調教師、宗像義忠調教師へのあいさつを交わすのが来訪の主な目的だった。石毛師の開業初勝利は柴田善騎手が騎乗したタイキギャルだったという縁がある。

柴田善騎手は「宗像先生、石毛先生に最後のあいさつをしに来ました。やっぱりトレセンのこの雰囲気はいいですね。早く馬に乗りたくてうずうずしてきました。しっかり治して早く乗れるようになればいいなと思います」と復帰への意欲は高まっていた。完治までは約半年、ジョッキーとしての体力や肩回りの筋力を取り戻すまでにさらに2カ月が見込まれている。