本命馬が勝ちますように-。サマー2000シリーズ第2戦、夏の福島名物七夕賞(G3、芝2000メートル、13日)へ向けた最終追い切りが東西トレセンで行われた。「追い斬り激論」ではG1レベルの能力を秘めるドゥラドーレス(牡6、宮田)を桑原幹久記者が、井上力心(よしきよ)記者は底を見せない上がり馬コスモフリーゲン(牡5、畠山)をそれぞれプッシュした。2人の願いは届くのか?
◇ ◇ ◇
井上 今週こそは重賞が当たりますように、当たりますように、当たりますように、当たりますように。
桑原 めちゃくちゃ願い込めてますね。もう七夕は終わってますけど。
井上 七夕賞が終わるまでは織り姫様、ひこ星様も見てくれてんのよ。
桑原 ポジティブですねー。先輩見習います。さて追い切りはどうでした?
井上 僕はコスモフリーゲンに願いを込めたい気持ちに駆られている。
桑原 柴田大騎手を背に美浦ウッド単走で6ハロン83秒2-11秒3(馬なり)でした。
井上 先週しっかり負荷をかけたことで今週は、素軽さ、躍動感がアップ。外ラチいっぱいを回りながらも終始楽に動けていたよね。筋肉の張りも一段と目立つし、ここへ向け目いっぱい仕上げてきた印象を受ける。
桑原 この中間は1カ月間、付きっきりで柴田大騎手が仕上げを施してきましたね。
井上 「しまいそろっと放しただけでこれだけの時計が出ていますからね。コンタクトを取りながら順調に、いい感じで仕上がりました。万全で向かえると思います」と鞍上の感触も抜群だった。
桑原 仕上がりは良さそうですがまだ準オープンを勝ったばかりの身ですよ。
井上 先週も上がり馬ヤマニンアルリフラが北九州記念を制したように、ハンデ戦は地力をあまり意識しすぎる必要はない。重賞を勝利したアドマイヤマツリや、昨年2着だったキングズパレスとも差のない競馬ができている。柴田大騎手も「今までも強い相手とやってきていますからね」とパートナーを信じ切っている。
桑原 僕は素質ならG1レベルのドゥラドーレスに願いを託したい思いです。
井上 美浦坂路での2頭併せで4ハロン53秒5-11秒9(馬なり)。確かにフットワークはさすがだったね。
桑原 はい、動きがパワフルですしモニター越しでも迫力満点でした。佐藤良助手も「今まで坂路では動けませんでしたが、体がしっかりとしてきたのですごくいい感じで上ってくることができました。脚元の心配もなく、すごくいい状態です」と好感触でした。
井上 前走エプソムC(2着)は序盤かなり後方になってたのは気になる。
桑原 心配なく。同助手は「見た目にたぷたぷ見えるところがあってここ2走は半信半疑なところがありました」と明かします。本来の出来になくともあの瞬発力。G3レベルなら勝ち負けは必至です。
井上 レースまでとことん祈りをささげないと。
桑原 どちらの思いが届くのか週末が楽しみです。

