7番人気ランリョウオー(牡7、浦和・小久保)が昨年の金盃以来の勝利で重賞6勝目を挙げた。勝ちタイムは1分39秒8。本橋孝太騎手(36)はこのレース3勝目、小久保智調教師(53)は2勝目となった。

この1年半の不振を一気に吹き飛ばした。本橋騎手は「思い入れの深い馬。最近は成績が出なかったですけど、それでも厩舎の方々がここまで仕上げてくれて勝利できたことはうれしいです」。3番手から4角の出口で先頭に立ち、直線も後続を完封した。セイントメモリーで13、14年に連覇した鞍上は「思い入れのあるレース。そこでまた思い入れのある馬で取れた。幸せな一日です」と喜んだ。

小久保師は「間に使おうかと思ったけど、まだ回復しきっていなかったので、そこで(休養に)上げたのが良かった」。次走は9月23日浦和のオーバルスプリント(Jpn3、1400メートル)を予定。「条件を間違えていたかなと。マイルでこれだけ切れるんだから。長いところにこだわりすぎた」と師。7歳にして新境地を開拓した。【牛山基康】

◆ランリョウオー ▽父 パイロ▽母 ファビラスタイム(シンボリクリスエス)▽牡7▽馬主 糸井政三▽調教師 小久保智(浦和)▽生産者 桜井牧場(北海道新ひだか町)▽戦績 36戦13勝▽総獲得賞金 2億1880万円▽主な勝ち鞍 21年雲取賞(S3)、22年大井記念(S1)、東京記念(S1)、23年ブリリアントカップ(S3)、24年金盃(S2)▽馬名の由来 蘭陵王。中国の王号

●勝負服

<ゴールドレガシー=2着>吉原騎手 園田で乗った時に距離の壁があるなと。大井千六あたりはベスト。勝った馬がさすがの強さでしたが、重賞で2着に来られて、また次のステージに上がれると思う。

<ライラボンド=3着>吉村智騎手 ある程度出していって、流れ込むのがベストだと思う。距離はこのくらいの方が良さそうです。

<エイシンピストン=4着>安藤騎手 自分から競馬を組み立てられないけど、描いていた展開だったし、頑張ってくれました。

<イーグルノワール=5着>藤田騎手 今までと違う、ためる競馬。こういう競馬を覚えさせたい。力はあります。