慶応(北神奈川)は9回サヨナラで中越(新潟)を破り、08年夏以来10年ぶりの甲子園白星を挙げた。

 2-2の9回裏2死一、二塁、宮尾将遊撃手(3年)が中前打を放った。外野は前進守備だったが、二塁走者が間一髪で生還。手に汗握る接戦を制した。

 慶応の初戦突破で春夏通じて神奈川県勢通算200勝目。47都道府県での200勝到達は7番目の速さとなった。敗れた中越は24年ぶりの白星を目指したが、あと一歩及ばなかった。