札幌大谷の太田流星投手(2年)が目前のノーヒットノーランを逃した。

筑陽学園戦に先発すると、8回を終了して無安打。この回まで許した走者は四球3、死球1の4人だけだった。背番号17。右横手からの投球で、球威こそないながら、相手打者に的を絞らせなかった。

ところが9回、先頭打者に右前打を許し、記録達成の夢は破れた。3安打され、完投勝利は挙げたものの、2点を失った。

太田が記録を達成していれば、第5回大会(1974年)で日大山形の金子隆投手が崇徳相手に達成して以来で、実に44年ぶり2人目のことだった。