第101回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕、甲子園)に出場する全49校が30日、出そろった。

国内高校生史上最速の163キロをマークした大船渡・佐々木朗希投手(3年、以下全て3年)は岩手大会決勝で敗れ、甲子園出場を逃した。佐々木以外でもプロ球団の熱視線を浴びながら、甲子園を逃したドラフト候補選手は多い。主な地方大会敗退選手は以下の通り。

【投手】

◆堀田賢慎(青森山田) 今春急成長も八戸学院光星との青森大会3回戦で1-4で敗退

◆岩本大地(石岡一) 安定感ある制球力でセンバツで好投。茨城大会準々決勝で敗退

◆井上温大(前橋商) スカウト陣が高評価した左腕。群馬大会決勝で敗退

◆井上広輝(日大三) 150キロに迫る速球が売りの本格派右腕。西東京大会準々決勝で敗退

◆及川雅貴(横浜) 「高校四天王」の一角をなす本格派左腕。神奈川大会準々決勝で敗退

◆玉村昇悟(丹生) 「福井のドクターK」は福井大会決勝で敗退

◆岡林勇希(菰野) 150キロ近い速球が話題の本格派も三重大会準決勝敗退

◆落合秀市(和歌山東) メジャー球団も視察した本格派右腕は和歌山大会3回戦で敗退

◆藤本竜輝(社) 最速140キロ台後半の「公立校の星」は兵庫大会準々決勝で敗退

◆西純矢(創志学園) 「高校四天王」の一角をなす最速150キロ超右腕は岡山大会準決勝敗退

◆河野佳(広陵) センバツで好投した本格派右腕は広島大会準決勝で敗退

◆浅田将汰(有明) 「肥後の大谷」と呼ばれる大型右腕は熊本大会準決勝敗退

◆宮城大弥(興南) 高い奪三振率誇る左腕は沖縄大会決勝で敗退

【捕手】

◆渡部雅也(日大山形) U18高校日本代表1次候補合宿にも参加した大型捕手。山形大会準々決勝敗退

【内野手】

◆森敬斗(桐蔭学園) センバツにも出場した走攻守3拍子そろう遊撃手。神奈川大会4回戦敗退

◆紅林弘太郎(駿河総合) 強肩強打の大型遊撃手として注目されるも静岡大会決勝で敗退

◆石川昂弥(東邦) 投打二刀流のセンバツ優勝投手は背番号5で愛知大会に臨むも2回戦で星城に敗退

◆上野響平(京都国際) 近畿NO・1遊撃手とも評されるセンスの持ち主。京都大会決勝で敗退

【外野手】

◆菊田拡和(常総学院) 高校通算58号の「常総のバレンティン」は茨城大会準々決勝で敗退