第102回全国高校野球選手権大会(甲子園)中止にともなう代替大会が、岩手県から始まった。

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水沢は6安打に8四死球を絡めてコールド発進した。

2回の左前2点適時打など、2安打2打点の及川元主将(3年)は「コロナで士気の高め方が難しかったが、岩手の頂点をとりたい」。練習自粛期間中には自身の考えで、部員全員と面談して悩みを聞いたり、意見を取り入れるなど工夫してきた成果も結実した。

▽水沢・神田燦汰投手(3年=先発して3回1失点)「1勝出来てホッとしています。全校応援はないけれど、学校でもエールをもらって、その思いを背負っています」

▽前沢・水沢農・北上翔南の須藤玲投手(3年=前沢、初回に先制適時打を放ったが2回7四死球8失点)「自分のせいで負けて悔いが残る。支えてくれたたくさんの人に感謝したい」

▽前沢・水沢農・北上翔南の永畠義輝主将(3年=前沢、3回から登板し最後は暴投でコールド負け)「13人の最高の仲間とプレー出来たことが良かった。自分としてはベストピッチング」