ベイスターズゆかりのバッテリーが、東海大相模を4強に進めた。

4-4の4回、金城龍輝投手(2年)が2番手で登板。1死から二塁打は許したが後続を断った。すると、5回に打線が一挙7得点。金城自身もこの回、公式戦初安打となる右前2点適時打を放ち、投げては4イニングをピシャリ。7回コールド勝ちを引き寄せた。

父は横浜、DeNAで活躍し、現在は巨人コーチの龍彦氏(44)。攻守に活躍した次男は「緊迫した場面だったので、自分らしくガツガツした野球ができました。しっかり投げられました」と胸を張った。

金城のボールを受けたのは、DeNA神里和毅外野手(26)の弟、陸捕手(3年)だ。17日の甲子園交流試合、大阪桐蔭戦では一時逆転の2点適時打。この日は、2回先頭で二塁打を放ち、鵜沼の3ランにつなげた。