高校野球は6日から他校との練習試合が解禁される。第93回センバツ高校野球大会(19日開幕、甲子園)に21世紀枠で出場する東播磨は5日、兵庫・稲美町内の同校グラウンドで練習。公立の同校は兵庫県の方針で8日に今季初戦を迎える。

主将の原正宗内野手(2年)は「すごく楽しみです。この冬、厳しいことも乗り越えてきた。試したい」と気合。春夏通じて初の甲子園に挑む。この日は走塁練習などを行った。08年夏と11年春に加古川北を甲子園に導いた福村順一監督(48)も「試合感覚を詰めたい。投手に対するスピード感、反応です。どこと当たっても相手は強い。それよりも、自分たちの野球をできるように」と話した。