五條の小さな「背番号1」が奮闘した。

神崎颯汰投手(3年)が関西中央戦に先発。1回に2点を失ったが2回は3者凡退だ。4回は6安打6失点だったが、最後にカーブで空振り三振を奪った。「この前、測って153センチでした」と話すように小柄ながら闘志満々。「気迫で絶対に打たれへん気持ちで投げています」。ロッテ鳥谷に憧れ、野球を愛する。主戦投手が故障して野手だが大役が巡ってきた。5回コールド負けを喫したが、豆越秀人監督(43)は「器用でフィールディングもできるし、ストライクが入る」と信頼した。