首位ヤクルトが鬼門突破で、優勝マジックを点灯させる。今日26日から2位巨人と臨む敵地での2連戦。真中満監督(44)は臆せず真っ向勝負を誓った。「ここまで来たら球場は関係ないよ」。今季東京ドームでは2勝6敗。分が悪いが、そんなデータは気にも留めない。24日のDeNA戦後には「3連覇している巨人をたたかないことには優勝はない」と言い切った。普段は冷静なコメントが多い同監督から、決戦にかける熱い決意がにじみ出た。

 巨人戦で今季、打率2割2厘、2本塁打に抑えられている山田は「ここまで来たら相手は関係ない。結果がすべて。とにかく勝ちたいという気持ちだけ」と力を込めた。東京ドームが不得手なバレンティンも「東京ドームで復活する」と気持ちを高ぶらせた。

 負のデータを吹き飛ばす勢いがある。9月はわずか4敗で現在4連勝中。打線の軸となる山田、川端、畠山も先発陣を担う石川、小川も、そしてオンドルセク、バーネットという万全の救援陣も状態がいい。シーズン佳境に重圧ある戦いができる状況に喜びを感じている。

 今日の巨人戦に勝てば優勝マジック3が点灯する。最短Vは28日の中日戦(神宮)。10月3日の広島戦、同4日の巨人戦は敵地になるが、ここまで決定が延びた場合は神宮でパブリックビューイング(PV)を開催するプランも前向きに検討されている。ファンとともに味わう歓喜の瞬間は、もう間近。負けられない大一番。全員野球で勝利をもぎ取る。【栗田尚樹】

 ▼ヤクルトは今日26日、2位巨人との直接対決で勝てばM3、引き分けでもM4が点灯する。ヤクルトの最短優勝は28日。