秋田の星になる。ロッテのドラフト3位、成田翔投手(17=秋田商)が9日、埼玉のロッテ浦和寮に入寮した。秋田駅では、高校のチームメートに「秋商の代表だから頑張ってこい」と送り出された。午前7時に出発し、新幹線、在来線と乗り継ぎ、約6時間かけて到着。いよいよ、プロの生活が始まる。「新人合同自主トレはあさって(11日)からですが、今日からという気持ちでいかないといけない」と口元を引き締めた。
地元の期待を感じている。昨年10月のドラフト後、町で知らない人からも「頑張れ」と声をかけられるようになった。1軍戦で秋田に帰る機会は、なかなかないが、仙台なら楽天戦がある。「1日でも早く1軍に上がって、活躍する姿を東北の皆さんに見てもらいたい」と決意を口にした。目標は、母校の先輩だ。「ヤクルトの石川さんも身長は大きくないけど、抑えられている。石川さんを超えられるようになりたいです」と、身長170センチ左腕は目を輝かせた。
高校野球引退後も、秋田商でトレーニングを続けてきた。ウエートを強化し、体重は約3キロ増えて71キロに。夏の甲子園の頃より、ひと回りがっしりした。「ピンチでも気持ちで抑えられる、自分の持ち味を出せたらと思います」。秋田から球界を代表する投手へ。成田の挑戦が始まる。【古川真弥】



