中日若松駿太投手(21)が8回3安打8奪三振で無失点に抑え、地元・福岡で今季5勝目を挙げた。

 得点圏に走者を背負ったのも2回の1度のみ。直球とチェンジアップのコンビネーションがさえ、時には内角の厳しいコースに投げ込み、ソフトバンク打線を寄せ付けなかった。

 「打者を研究しながら昨日(5月31日)、デニーさん(友利投手コーチ)にどう狙いを持っているかを考えろと言われた。それができた」と振り返った。14年7月8日の2軍公式戦でヤフオクドームを経験していたが、1軍では初のマウンドだった。