ソフトバンク松坂大輔(35)が20日、福岡・タマスタ筑後で実戦形式のシート打撃に臨んだ。

 打者11人に42球。直球を中心にチェンジアップ、スライダー、カーブ、ツーシームなど全球種を試した。5打数1安打2三振の曽根海成内野手(21)は「チェンジアップがえぐかったです。初めて見た」と驚きを隠せなかった。松坂は「全体的に球が高かったが、変化球が良かった」。右手の違和感や腰の張りの影響でリハビリを続けていたが「どの球種も肩や指をかばわず投げられた。問題なければ次はゲームです」。5月中旬以来の実戦復帰へ前進した。