中日のドラフト1位柳裕也投手(22=明大)が上々の実戦デビューを果たした。

 15日、韓国・KIAとの練習試合(北谷)の5回に3番手で登板。初回に2安打されたが一塁けん制で刺すなど、実戦での対応力の高さを見せた。2イニング目の6回は落ち着きを取り戻し3人で片付けた。カーブ、スライダー、直球と3つの球種で三振を奪った。最速は139キロだったがコースとキレ味があった。

 「ある程度厳しいコースを突けた。0点はよかったけど、まだまだできると思う。次は今日よりいい内容になるようにしたい」と手応えも口にした。