西武秋山翔吾外野手(29)が、13号2ラン本塁打を放った。5回1死二塁、外角のスライダーを逆方向の左翼席最前列に運んだ。

 「1番の金子が2ストライクまで我慢してヒットを打ち、次の源田が初球を送ってくれ、いい流れで打たせてもらいました。2人のおかげです」。お膳立てに感謝していた。

 9回にはルーキー丸山の145キロの直球を右翼席へライナーで突き刺した。216安打した15年に並ぶ自己最多タイの14号3ラン。「感触はよかった。あそこに打てたら最高だけど、感触を消さないといけない」。本塁打を狙って打撃を崩さないよう、自分に言い聞かせるように語った。まさに打撃の職人だ。