ロッテは終盤の追い上げも届かず、連勝を逃した。借金は再び今季最多タイの32となった。

 先発唐川は初回、3安打に味方の失策も絡み、2点を先制された。7回には中田にソロを打たれ、7回6安打3失点で9敗目。

 打線は7回に3連打で無死満塁とし、代打井口の内野ゴロの間に1点を返した。9回には角中の適時二塁打で1点を返し、1点差とした。なお2死一、二塁とサヨナラのチャンスをつくったが、最後は中村が空振り三振で終わった。

 伊東勤監督(54)は「唐川は良い投球をしているが、なかなか点が取れない。前回も惜しいところまでいっているけど」と、援護ができない打線を嘆いた。勝っていれば5位日本ハムと0・5ゲーム差となり、最下位脱出目前のはずだったが、波に乗れなかった。