オリックスの黒木優太投手(23)が13日、大阪・舞洲で自主トレを公開した。キャッチボールなどで汗を流した黒木は「昨年のこの時期よりも体の仕上がりはいい。順調です」と笑顔を見せた。新人だった昨季は中継ぎとして55試合に登板、6勝3敗2セーブ、25ホールドを記録する活躍を見せた。ただ、終盤は疲労蓄積で抹消されたままシーズンを終えた。その反省から、今季は疲労がたまらないよう体調管理を徹底する。また、球数を減らすためにカーブ、シンカーの変化球を実戦投入できるよう練習中だ。「最初から最後まで1軍で投げたい」と意欲満々に語った。

 米大リーグのダイヤモンドバックスに移籍した先輩平野のグラブをもらい受け、自室に飾っている。「いろいろ言ってもらったので、グラブを見れば思い出すこともあると思います」。救援投手として、気持ちの切り替えの大切さなどを教わった先輩の言葉も自分の糧にして2年目に挑む。